己の最大の敵であり最大の味方 「潜在意識」
勉強、ダイエット、禁煙、仕事、今の自分を変えたい。そう何度も思うが変えられない。
でも「なぜ変われないのか」について考える人は少ない。
今日はそんな人に役立つ潜在意識のお話です(*^^*)
ダイエットや勉強、新しい自分になりたいと思ってチャレンジするがなかなか続かない。
自己啓発本を読んだりセミナーに参加して、とてもいいことを聞いた!明日から頑張ろう!
とその日はやる気が出てくるが気付けばまたいつも通りの生活。
こんな経験をしている人は少なくないのではないでしょうか。
何事においても「継続力」は、より良い自分に成長できるかどうかのカギだと思います。
しかし、新しい習慣や生活が続かないのは当たり前といえば当たり前なんです。
何言ってんだこいつ!!と、罵声が聞こえてきそうですが、まず聞いてください。笑
新しいことにチャレンジするが続かない、それは人間の中に潜む「潜在意識」が原因です。
この「潜在意識」は現状を変えたいと思っている人にとって悪魔のような存在です。
そう、まるでヴォルデモート。。。笑
でも実はそんな「潜在意識」は自分次第で味方にもなるんです。
想像してください。彼がもし自分の味方になったら。。。
それだけで人生がイージーモードになりそうですねww
割と真剣です。笑
ではそんな「潜在意識」との上手な付き合い方をこれから説明していきますね。
まず、人間の中には「潜在意識」と「顕在意識」という2つの意識があります。
この人間の中にある2つの意識に注目した最初の人物はジクムント・フロイトという有名な心理学者です。
心理学について興味のない人も名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。
「潜在意識」とは、僕たちが生活する中で意識するしないに関わらず思い浮かんでくる思考のことです。
例えば、ぼーっと電車に乗ってたとしても脳は勝手に「今日の晩御飯なんだろう」とか「眠たいな」など自分の意志とは関係なく何かを考えていますよね、
これは人間の潜在意識の働きによるものなんです。
この潜在意識の働きで、人は自分の意志とは関係なく一日に2千回も思考していると言われます。
この潜在意識は防衛本能のような働きを持っていて、とにかく現状が変わるのが大嫌いで、何かにチャレンジしようとしたり、新しい環境に身を置こうとした時、必死で元の自分に戻そうとします。
厄介なことにその行動が自分にとってプラスになるのか、マイナスになるのかは判断しません。
とにかく新しいことを始めたり、行動を起こそうとすると現状のままの自分でいようと脳に働きかけます。
それに対して「顕在意識」とは、僕たちの思考をつかさどる部分。
つまり「今日は早く寝よう」や「仕事を頑張ろう」や「タバコを止めるぞ」といった自分で意識している部分です。
今日は新しいことを始めたりした時にこの2つの意識がそれぞれどんな働きを起こすのかを「ダイエット」を例にして説明します。
僕も実際にダイエット、トレーニングが続かずに苦労していた時期があったので。笑
が、これは仕事でも人間関係でも何に関しても共通していえることなのでそう思って聞いてください(*^^*)
例えば、「ダイエットするぞ!」と決意した場合
「ダイエットするぞ!」という自分の意志(顕在意識)と「変わりたくない」という無意識(潜在意識)が自分の中で戦い始めます。
そこで問題なのは人間の思考のうちの約90%は無意識(潜在意識)によるものだということです。
なので単純に顕在意識でどれだけ「毎日トレーニングする!」と考えてもそれとは裏腹に、潜在意識はより多くの思考を脳内に立ち上げます「やっぱりしんどいな」「今日はやめて明日からにしよう」「我慢は良くない」などです。
90%対10%。。真っ向勝負しても勝てるわけがありません。
単純に考えて「ダイエットする」とどれだけ頭で考えてもそれに反発する思考が無意識に9倍立ち上がるわけですから。笑
小学生が大人に喧嘩売るようなものですね。。。
じゃあどうやってこの潜在意識と戦うのかというと、
潜在意識にばれないように少しずつ自分を変化させていきます。
例えばダイエットを決意したならまずは毎日10分間の軽いトレーニング。そして一週間後にそれを20分に増やす。そうやって時間をかけながら少しづつハードなトレーニングにシフトしていくんですね。
潜在意識に悟られないように気を付けながら少しずつ自分を変化させます。
しかし多くの人は急激な変化を求めます。
禁煙を決意したら次の日からタバコを一本も吸わない。ダイエットを決意したら次の日から激しいトレーニング。自己啓発のセミナーに行った次の日から猛勉強。
潜在意識はすかさず元の自分に引き戻そうと脳に働きかけます。
そしてまたいつもの自分に元通り。
すぐに結果を求める気持ちは分かりますが、もしそのせいでかえって遠回りしてしまっているとしたら効率がいいとは言いにくいですね。
例えば車を運転するとき。止まった状態からいきなりギアを5に入れてアクセル思いっきり踏み込む。そんなことしたら確実にエンストしますよね。笑
まずはギアを1に入れてゆっくり進む。そして徐々にギアを上げていき速度を上げていく
立派なビルを建設しようと思ったらまずは地面に大きな穴を掘り、ビルをしっかり支えることのできる基礎をまず作ります。
基礎工事に時間をかけてまずはしっかりとした土台を作らないとどれだけ立派なビルでもすぐに倒れてしまいます。
何かを始める時には実は最初が一番エネルギーを消費します。
そして実は最初さえクリアしてしまえば実はあとはほとんどエネルギーは使わないんです。
何故なら今度は変わった自分を維持しようと潜在意識が働きかけてくれるから。
そう、ヴォルデモートが今度は自分の味方になるんですね。笑
例えば「トレーニングを辞めようかな」と思ったときに潜在意識が反発してくれるんです。
「でも少しずつ成果が出ている」「痩せて少し自分に自信がついたな」みたいな感じで。
そうなってしまったら今度はなかなか続かなかったトレーニングが楽しくなるんですね。
楽しいから続ける→それによってもっと成果が出る→もっと楽しくなる
この状態にまで持っていけたらもう勝ちです。
あとはますます理想の体に近づいていくだけですね。笑
努力が続かない人の多くはすぐに結果を求めてしまいがちで全く逆のことをしてしまっている気がします。
潜在意識を自分の強力な味方にするか、それとも最大の敵にしてしまうのか、
そこが楽に楽しく成功出来るかどうかの分かれ道だと思います。
0から1へ”の距離は”1から1000へ”の距離より大きい。
マーヴィン・トケイヤー(教育家)
もし『継続』が苦手な人は一度試してみてください!!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました!!!
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目には見えないもの。
僕の大学の友達のブログですね!
是非一度 見にいってあげて下さい
http://thanks01.hatenablog.com/